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2002年 6月12日 大阪長居スタジアム 15:30KO 予選ラウンド

ファイナルスコア
イングランド 0-0 ナイジェリア

イングランド ナイジェリア戦 ナイジェリア
GK
1 シーマン
DF
3 アシュレー・コール
 〜14 ブリッジ(39分)
6 キャンベル
5 ファーディナンド
2 ミルズ
MF
8 スコールズ
4 シンクレア
21 バット
7 ベッカム
FW
10 オーウェン
 
〜20 ヴァッセル(後半32分)
11 ヘスキー
 〜17 シェリンガム(後半23分)




GK
22 エニママ
DF
16 ソジェ
5 オコロンコ
2 ヨボ
14 ウデゼ
MF
20 オビオラ
10 オコチャ
15 クリストファー
FW
23 オパブンミ 
 〜7 イケディア(後半40分)
18 アクウエプ
17 アガホワ

ワノンワンが選んだマン・オブ・ザ・マッチ
  マイケル・オーウェン
 by Hige-Sho リオ・ファーディナンド by 三獅子 
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マッチレポ
 イングランドサイドから見て、ピッチの左側1/3だけが翳っている炎天下の長居スタジアムには、いつものように所狭しとセントジョージのフラッグが掲げられていた。昼間の試合は初めてのイングランドに襲いかかるのはピッチの体感温度が35度にも登る蒸し暑い陽気だった。相手は暑さがアドレナリンに溶け込んでいるアフリカの星ナイジェリア。試合の相手はナイジェリア代表チームというよりも、むしろこのアジア特有の気候だったに違いない。

 スタートからスローテンポだった。ナイジェリアはイングランドの間合いをうかがいながら、ボールを回し続ける。イングランドは無理にボールを取りに行く様子はあまりない。ひたすら体力を消耗しないように、ナイジェリアが持ちつづけるボールの方向に体を向けているだけのような動きである。それはあたかも砂漠に生きる昆虫たちのサバイバルに似ている。ベッカムは右サイドでのプレーを放棄するかのように左へと移動し、滞在時間も心なしか長かった。ただ、マンUの戦略としては、しばしばこうした長いサイドチェンジで相手ディフェンスを困惑させる場面があるので、単に日陰を好んで居座っていたわけではなかろう。

 ポゼッションは圧倒的にナイジェリア。イングランドは要所要所でボールを奪い、何度かセットプレーも試みるがアルゼンチン戦で見せた選手の体全体からみなぎるような「気迫」はついぞ感じられない。ただ1人を除いては・・・。

 オーウェンはスコアレスのまま一次リーグ最終戦を迎えたストレスを発散するかのように、ひとり精力的に動いていた。果敢にボールに食らいつこうと懸命だった。しかし、仲間との連携がうまく行かない。彼の「ゴールしたい」という執念だけが空回りして見える。今大会のオーウェンはどうもチームから孤立しているように見えてならない。相手側ディフェンスのマンマークがキツイことも要因のひとつかもしれないが、それにしても決定的な場面ではポストに嫌われ、無理だろうと誰しもが感じる場面でシュートを無理くり放つ姿は悲哀さえ感じる。

 前半は半ばダラダラ気味にゲームは終始して後半へと折り返す。さすがのイングランドも1次リーグ敗退を決めているチームから1点も取れないまま終わるとなれば、スタジアムを9割がた埋め尽くしたサポーターや、早起きしてテレビ観戦している本国のサポーターに示しがつかないと察知したのかアグレッシブな展開を試みる。しかし、イヤらしいことにナイジェリアもここに来てディフェンスが滅法堅い。ゴール前までボールを運ぶのには限界があると判断して、一気にロングボールで攻めあがろうとしても、いかんせん味方がついて来れない。ひとり気を吐くオーウェンだけが、起き上がりこぼしのようにディフェンスに挟まれて倒されても、倒されてもゴールへ挑んでいく。

 しかし、無常にもエリクソンはそんなオーウェンを下げてシェリンガムを投入。交代する際にいつも見せる憮然とした表情に更に磨きをかけてオーウェンはベンチへと消えた。だが、シェリンガムが効果的に機能したのは、たったの1度だけ。いつもなら、このたった1度のチャンスをしっかり射止める彼なのだが、タイミングがズレてスコアすることはできなかった。残り15分となると、完全にラインを下げてハーフウェイより少し超えて前へ出たボールですら受ける選手がなくて相手のキーパーまで転がるというディフェンシブな闘い。スコアするのはあきらめて、1次突破の最低条件を満たすことに専念した彼らの仕事ぶりは皮肉にも確実で、何となくドローに持ち込んで、何となく1次を突破した。

by Hige-sho


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  ワノンワンの採点 HS
監督 スベン・ゴラン・エリクソン Sven Goran ERIKSSON 7 7
GK
シーマン  David Seaman 8 8
DF
ミルズ  Danny Mills 7 7
A・コール  Ashley Cole 6 7
ファーディナンド  Rio Ferdinand 9 8
キャンベル  Sol Campbell 8 7
14(サブ) ブリッジ Wayne (ウェイン)Bridge  - -
MF
ベッカム  David Beckham 7 7
スコールズ  Paul Scholes 6 7
21 バット Nicky Butt 7 7
シンクレア Trevor Sinclaire 7 7
20(サブ) ヴァッセル DariusVassell - -
FW
10 オーウェン  Michael Owen 8 8
11 ヘスキー  Emile Heskey 7 7
17(サブ) シェリンガム Teddy Sheringham - -
三=三獅子 HS=Hige-Sho


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