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2002年 6月2日 埼玉スタジアム 18:30KO 予選ラウンド

ファイナルスコア
イングランド 1-1 スウェーデン
キャンベル(前半24分) アレクサンデション(後半14分)
イングランド スウェーデン
GK
1 シーマン

DF
2 ミルズ

3 A・コール
5 ファーディナンド
6 キャンベル
MF
7 ベッカム

 〜23 ダイアー (後半17分)
8 スコールズ
18 ハーグリーブス
FW
10 オーウェン

11 ヘスキー
20 ヴァッセル
 〜19 J・コール (後半28分)

GK
1 ヘドマン

DF
2 メルベリ

4 ミャルビー
15 ヤコブソン
16 ルチッチ
MF
6 リンデロート

7 アレクサンダソン
9 ユングベリ
17 M・スベンソン
 〜8 A・スベンソン (後半10分)
FW
10 アルベック

 〜22 A・アンデション (後半34分)
11 ラーソン

ワノンワンが選んだマン・オブ・ザ・マッチ=ソル・キャンベル(代表初ゴー ル!)
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マッチレポ
埼玉スタジアムのノーススタンドは、イギリスでおなじみの洗剤と柔軟剤のほのかな香りが漂っていた。イギリス人のスーツケースを開けると決まって匂い立つ懐かしい香りだ。予想以上に、ノーススタンドはイングランドサポーターで埋め尽くされていた。埼玉スタジアムはこの日ばかりはリトル・イングランド。地元の人々もわざわざサポーターの人並みを見物に出てくるほど、異国情緒に満ちていた。スタジアムへは徒歩で約20分ほどの距離で、チケットを求める人々は駅構内に集中していた。様々な国籍の人が実に平和的にチケットを求めていた。いつものダフ屋の顔ぶれは無かった。

申し分のないセキュリティー、申し分のない会場へのアクセス、申し分のない気温、申し分のない埼玉スタジアム。オマケにスタジアムを包む夜露に濡れる緑の匂いに癒されながら(笑)、イングランドが初めて日本の地でワールドカップの初戦を迎える記念すべき夜となった。ちなみにイングランドはスウェーデンには1968年に3-1でかって以来勝ち星が無い。

サポーターズ・スタンドの観戦は生まれて始めての事で、イングランドサポーターに混ざって一緒に歌い応援したり、ヤジを飛ばしたりと最高の観戦経験が出来た。と言う事は、唯一の興ざめはイングランドのセカンドハーフのプレーだけか?だいたい、後半で突然崩れだした原因が疲れだとしたら、試合40分前頃にピッチに出て行うウォームアップを加減したら??と思うほど、かなり精力的にウォームアップをしていた事が気になってくる。

試合終了後、マッチレポのために、ワノンワンでも絶大な人気を誇るベッカムのどこを誉めようか?オーウェンのどのプレーを無理矢理称えようかと考えあぐねた。その努力の結果も空しくとりわけ浮かばなかったので、申し訳ないが誉めない事にさせて頂く。それなのに、今朝を新聞を開いて驚嘆した。ベッカムは果たして日本のメディアが一面トップにカラーで掲載し、絶賛するような印象的なプレイをしたのか?確かに最初のコーナーキックでゴールに貢献はしたが、それだったらもっとソル・キャベルが誉められてもいいんじゃない?

ノーススタンドのイングランドサポーターが選んだ悪役はもっぱらスコールズ
だった。その意見も確かに頷けた。っつーか、スコールズ出てた?みたいなその存在の薄さ(オーウェンとベッカムが透明人間化していた事は言うまでもないが)。っつーか、なんでヘスキーがレフトウィング?なんでMFをいまさらダイヤモンド形に配置した?なんでいまどきロングボール戦略?イングランドのMFはタックラーがいなくてボールを奪えない。(ジェラ〜〜ド!!)奪ってもパスができない。後半スウェーデンが同点をして時間稼ぎを始めても、誰もプレッシャーをかけに行かない。 ??? ・・・ 全く謎は尽きない。攻撃的じゃなかったのは数字にも如実に表れた。後半のコーナーはO。オフサイドはスピードのオーウェンを擁して試合全体でたったの2度だけだった。

イングランドが与えたゴールは100%ダニー・ミルズのミスによるもので、シーマンにとってみれば、アレクサンダソンのシュートの瞬間はリオ・ファーディナンドが死角になってボールが見えなかったんじゃないか?このゴールを招いたミスからミルズはその頭が輝くほどプレーが輝く事は無かった。アシュリー・コールも同様に、ブーツにワックスをかけ過ぎて滑りやすくなった為か、単純なクリアランスをミスキック。(オイオイ、みんな違うところを光らせようぜぃ!)アレクサンダソンはその時の流れ弾をネットに収納できなかった事がさぞかし悔しくて眠れなかった事であろう。

イングランド代表のネームバリューや人気に比べ、一方のスウェーデン代表はプレミア格下の選手の集り。そのチームを相手にスベン-ゴーラン・エリクソンが、「I think a draw was a fair result.(ドローは公平な結果だった)」ときたら、やっぱりあなたはスウェーデン人だったのね!って事になりませんか?今回のイングランドのパフォーマンスにいいわけは成り立たない。「あ〜もう、がっかり、やっぱりイングランド。何の変化も無いじゃん」が試合終了後の大方のイングランドサポーターから溜息混じりに漏れ聞こえた感想。行きはあれほど盛り上っていたサポーターも帰り道は無口だった。

イングランドがこのままアルゼンチン戦に挑むのなら、イングランドサポーターがせっかくきれいに洗濯した着替えのすべてを着る前に帰国する事になりそうだ。

by 三獅子


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  ワノンワンの採点 HS
監督 スベン・ゴラン・エリクソン Sven Goran ERIKSSON 6 5
GK
シーマン  David Seaman 7 8
DF
ミルズ  Danny Mills 5 5
A・コール  Ashley Cole 6 5
ファーディナンド  Rio Ferdinand 6 8
キャンベル  Sol Campbell 8 8
MF
ベッカム  David Beckham 7 6
スコールズ  Paul Scholes 6 6
18 ハーグリーブス  Owen Hargreaves 6 7
19 J・コール  Joe Cole 5 6
FW
10 オーウェン  Michael Owen 6 6
11 ヘスキー  Emile Heskey 6 7
20 バッセル  Darius Vassell 7 8
三=三獅子 HS=Hige-Sho


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